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るい動物病院のブログ 知多半島エリアで往診専門の動物病院をしています
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動物看護士の存在
2015年07月09日 (木) | 編集 |
当院には、私以外のスタッフがいないので、往診先には1人で伺います。

なので当たり前ですが、カルテの作成から、診察、検査、治療、会計まで一人で行います。

保定(処置をするためにペットを支えること)は、すべて飼い主さんにお願いすることになります。
ワクチンなどの皮下注射くらいは問題ないのですが、静脈からの採血なども、飼い主さんの保定で行います。

大学時代の採血や注射の実習の時によく言われたことなのですが、

『採血は保定が9割』

つまり、動かないように上手に支えてもらえれば、採血はほとんどうまくいきますよ、ということです。
なので、スタッフのいる動物病院は、動物看護士さんに上手に支えてもらって採血をすることが多いです。
ギュッと抑え込むことなく、優しくあやしながら上手に支えてくれます。

なのですが、意外にも、今のところ飼い主さんの保定で十分採血できています。

ご自宅内だと診察台の上と違って緊張感がないから動いてしまうのでは・・と思われがちなのですが、
ペットにも緊張感がないですが、飼い主さんもリラックスしているので、
抱っこに近い支え方で、優しく抱えていてもらうと、お利口さんに採血させてくれるんですよね。

中型犬クラスの犬も、よほど攻撃的で飼い主さんも支えにためらうときは無理ですが、
恐怖でちょっと咬もうとしてくる子ぐらいなら、エリザベスカラーつけて抱えてらえれば、採血できています。


ただ、検査もスタッフに頼めないので、車に戻って一人で行いますし、
様々な処置も、すべての道具を使いやすいように用意して、身の回りに配置して行わないと、
”もうひとつ手が欲しい~~”ってなります。

パソコンにカルテ情報を打ち込むのも、ワクチンの証明書を発行するのも、自分です。
1日の往診先が多い日は、いかに効率よく動くか・・・ということを車内で作業しながら日々模索しています。

ずいぶん慣れましたが、日々勤務医時代のスタッフのありがたみを痛感する毎日です。

勤務先で一緒に働いていたスタッフのみんな、全国の動物病院で働いている動物看護士さんたち。
”肩書き”ほど決して華やかな仕事ではないと思うのですが、動物病院にとっては、大切な縁の下の力持ちです。
裏方作業が多いですし、直接飼い主さんから感謝の言葉をいただくことも少ない立場ではあると思うのですが、素晴らしい職業だと、一人で仕事するようになって改めて感じるようになりました。

飼い主のみなさんも、動物病院に連れて行く機会があれば、ちょっとそんな目で動物看護士を見てあげてくださいね。

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