るい動物病院のブログ 知多半島エリアで往診専門の動物病院をしています
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バス?
2014年06月30日 (月) | 編集 |
往診車のハンドルに貼り付けた『バス排水』の文字。。。

さて、これはなんでしょう?

140630-01.jpg

乗り物の”バス”ではありません。

この車を動かす前に、必ずしなければならない大切な作業なのです。


『バス排水』に関わっている器械はこちら。

140630-02.jpg

血球計算器です。

血球計算とは、血液中の赤血球と白血球を測るもので、血液検査の基本であり、絶対に外せない検査です。

ただ、この血球計算という作業、車内で行うというのは、かなり無謀なチャレンジなのでした。。

血液はそのままでは濃くて数を測ることができません。

なので、器械の横(私の車の場合、棚の下)に備え付けられている”希釈液”というものを、
チューブから自動で吸い上げ、常に器械の中の小さなタンクに溜められ、
そこに別から吸い上げた血液を注入・混和して、希釈された検体でその数を測定するのです。
(説明下手ですね、すいません・・)

そのタンクを『バス』というそうなのですが、この”バス”が曲者。。

タンクは細長い筒状だそうなのですが、筒の上の部分に蓋はなく、常に口が空いた状態。

・・・・これがなぜ曲者かというと、そのまま走って車の振動でガタンゴトンとすると、
タンクの上から液が器械の中を溢れてまき散らしてしまうのです・・。

なので、走る前は常に『バス排水』という処理をして、タンクを空っぽにしてから車を動かさないといけないのです。

しかも、空っぽのまま、タンクの中が干上がると、乾いた希釈液の成分が細い管にこびりつく恐れがあるので
できるだけタンクの中は満たされていた方がいい。

往診先で止まるたびにタンクを満たし、発車前に排水するのではあまりに液のロスが多いので、
自宅に帰ってきたら、タンクを満たし、朝、出発前に”バス排水”処理をする。。。

検査の必要がない日も、毎日この処理をしないといけません。

それでも、車に積んで移動して使用する・・・なんて、メーカーさんとしても前例がないようなので、
『・・・ひとまずこんな感じでやってみて、トラブルが起こるようなら、ほかの策を考えましょう』
ということになっています。


開業して1カ月。

無事に動いてますよ☆
ちなみに、血液生化学検査器も問題なく稼働しております♪

超音波エコー検査器もちゃんと使えましたし、医療機器、結構丈夫なのかも!?です。


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コメント
この記事へのコメント
いつも楽しく拝誦しています。
楽しんでいるようで、何よりです。
先々、近くまで来られたやうですが、お目にかかれず残念。
2014/07/02(水) 01:18:10 | URL | コロパパパ #-[ 編集]
開業して一か月が過ぎ、ようやく仕事のテンポがつかめてきた感じです。

そうなんです~、コロパパさんが当院をお薦めしてくれたそうで、
ありがとうございました♪
ペットに対していろいろ志をもった、素敵な飼い主様でした。


2014/07/02(水) 20:38:53 | URL | maco #-[ 編集]
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