--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2015年10月20日 (火) | 編集 |
9月25日のブログで掲載ていた、行方不明の猫ちゃん。
行方不明の猫ちゃんを探しています!
10月15日に無事に飼い主様の元に帰ってくることができました(^^)
痩せてしまってはいるものの怪我はなさそうで、ご飯も食べてくれているが、心配なので念のため診てほしいとのことで、先日往診に伺いました。
元々外に散歩に出る猫ちゃんだったそうなのですが、普段は目の届く範囲で行動しているのが夕方になっても帰って来ない・・・・そこから20日経っての無事保護、本当によかったです。
家の前の畑でニャーニャー鳴いていたらしく、飼い主さんが保護した際には、飼い主さんの顔も忘れてしまったかのように、警戒心が強かったそう。
多分、強い野良猫ちゃんに追いかけられたとか、何か怖い思いをしてパニックになり、帰れなくなってしまったのか、本人に聞けないので事情は分かりませんが、よく頑張りました。
以前の体重からは数百グラム減ってしまっているので、見るからに痩せてしまっているのですが、食欲は問題ないとのことでしたので、今回は血液検査等の詳しい検査は見送り。
体を触って、ひとまず大きな怪我がないことは確認できました。
飼い主さんは寄生虫の有無を気にしておられましたが、
お腹の中の寄生虫は、基本的には何らかの理由で、寄生虫の卵や幼虫を摂取してしまった場合、それがお腹の中で成虫になり、卵を産んで便とともに排泄されないと見つけることができません。
また、外部寄生虫であるノミは体について短期間のうちは、なかなか発見が難しいのです。
というのも、ノミは犬や猫の体の上でないと生きていけないので、外に出て感染するのはノミのいる犬や猫とダイレクトに接触した時や、ノミ感染をしている犬や猫から落っこちたノミがいるところを運悪く通ったことで、感染する・・・そんな流れになります。
なので、沢山のノミが一気につくことはなく、1匹2匹感染したノミが毎日毎日卵を産み、それが生活環境中で幼虫になり、蛹になり、親ノミとなって、再感染することにより気付いた時にはノミの大量寄生が起こる・・・と言われています。
なので、目に見えるノミは氷山の一角。
1匹見つけたら、その100倍以上の予備軍がいると思ったほうがいいです。あ~怖い怖い。
ですから、ノミの有無を確認してから駆虫・予防をするよりも、先手を打って予防策を講じておくことが正解だと思うので、今回はスポットタイプのノミ駆除薬を処方(今は合わせてミミダニやお腹の中の寄生虫を退治してくれるものもあります)。
念のためにお腹の中の寄生虫についても、別のスポット剤(首に滴下するタイプのお腹の寄生虫の駆除薬)を処方しました。
お腹の虫は、万が一感染していた場合、成虫にならないと駆虫効果が出ないので、少し後での投薬をお願いしました。
高齢なネコちゃんでしたから、もしも食欲も落ちてくるようならすぐに教えてくださいとお願いして帰ってきましたが、その後の連絡もないようなので、多分元気で過ごしていることと思っています。
よかったです☆
行方不明の猫ちゃんを探しています!
10月15日に無事に飼い主様の元に帰ってくることができました(^^)
痩せてしまってはいるものの怪我はなさそうで、ご飯も食べてくれているが、心配なので念のため診てほしいとのことで、先日往診に伺いました。
元々外に散歩に出る猫ちゃんだったそうなのですが、普段は目の届く範囲で行動しているのが夕方になっても帰って来ない・・・・そこから20日経っての無事保護、本当によかったです。
家の前の畑でニャーニャー鳴いていたらしく、飼い主さんが保護した際には、飼い主さんの顔も忘れてしまったかのように、警戒心が強かったそう。
多分、強い野良猫ちゃんに追いかけられたとか、何か怖い思いをしてパニックになり、帰れなくなってしまったのか、本人に聞けないので事情は分かりませんが、よく頑張りました。
以前の体重からは数百グラム減ってしまっているので、見るからに痩せてしまっているのですが、食欲は問題ないとのことでしたので、今回は血液検査等の詳しい検査は見送り。
体を触って、ひとまず大きな怪我がないことは確認できました。
飼い主さんは寄生虫の有無を気にしておられましたが、
お腹の中の寄生虫は、基本的には何らかの理由で、寄生虫の卵や幼虫を摂取してしまった場合、それがお腹の中で成虫になり、卵を産んで便とともに排泄されないと見つけることができません。
また、外部寄生虫であるノミは体について短期間のうちは、なかなか発見が難しいのです。
というのも、ノミは犬や猫の体の上でないと生きていけないので、外に出て感染するのはノミのいる犬や猫とダイレクトに接触した時や、ノミ感染をしている犬や猫から落っこちたノミがいるところを運悪く通ったことで、感染する・・・そんな流れになります。
なので、沢山のノミが一気につくことはなく、1匹2匹感染したノミが毎日毎日卵を産み、それが生活環境中で幼虫になり、蛹になり、親ノミとなって、再感染することにより気付いた時にはノミの大量寄生が起こる・・・と言われています。
なので、目に見えるノミは氷山の一角。
1匹見つけたら、その100倍以上の予備軍がいると思ったほうがいいです。あ~怖い怖い。
ですから、ノミの有無を確認してから駆虫・予防をするよりも、先手を打って予防策を講じておくことが正解だと思うので、今回はスポットタイプのノミ駆除薬を処方(今は合わせてミミダニやお腹の中の寄生虫を退治してくれるものもあります)。
念のためにお腹の中の寄生虫についても、別のスポット剤(首に滴下するタイプのお腹の寄生虫の駆除薬)を処方しました。
お腹の虫は、万が一感染していた場合、成虫にならないと駆虫効果が出ないので、少し後での投薬をお願いしました。
高齢なネコちゃんでしたから、もしも食欲も落ちてくるようならすぐに教えてくださいとお願いして帰ってきましたが、その後の連絡もないようなので、多分元気で過ごしていることと思っています。
よかったです☆
スポンサーサイト
| ホーム |