るい動物病院のブログ 知多半島エリアで往診専門の動物病院をしています
ブログの引っ越しのお知らせ
2017年09月22日 (金) | 編集 |
2017年9月20日より、当院のホームページをリニューアルいたしました。
それに伴い、ブログも引越しします。

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今後も不定期ではありますが、ブログで往診の様子や、自分の考えやつぶやきを更新していこうと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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往診での爪切り
2017年09月11日 (月) | 編集 |
私の往診では、”爪切りのみ”でお伺いしているお宅が何件かあります。
ちょうど同じ日に2件、爪切りの往診をしたのでご報告したいと思います。


◆ウサギの爪切り◆

illust1483_thumb.gif

ウサギは室内飼いをしていると、爪が削られないので伸びすぎてしまいます。
伸びすぎた爪が、カーペットなどに引っかかると、根元から折れて出血してしまうこともしばしば。

ただし、ウサギさんの爪切りは結構大変です。

ウサギは、脚力はとても強いのですが、体の軽量化のために、骨がとても菲薄で強い外力で簡単に骨折してしまいます。
なので、おとなしいウサギさんは、頭をタオルなどで隠すと少しおとなしくなるので、飼い主さんでもできる場合があると思うのですが、暴れる子を抑え込んで爪切りをしようとすると、飛びはねようとして足の骨を折ったり、抑え込んだ時に腰の骨を折ってしまうという事故が実際に起こります。

今回は、怖がりで捕まえようとすると大暴れてしまうウサギさんです。

私は一人で伺うので、扱いに慣れた動物看護士はいません。飼い主さんに手伝ってもらいたいところですが、飼い主さんは、自分の家の子が暴れると、どうしても制止させようと抑えてしまいます。
事故防止のために、一人で行う必要があります。

いろいろ方法はあると思うのですが、私の場合はこんな感じです。

左手で、首根っこを鷲づかみします。
絶対離さないようにしっかり持ちます。

そのままひっくり返して仰向けにします。
そうするとウサギは一時的に催眠状態(起きてますけど)になり、体が硬直します。

その間に、さっさと爪を切ります。

なにぶん、ストレスをかけているのは間違いないので、時間はかけられないのと、
左手がふさがっているので、右手のみで、爪切りの穴を爪にそっと差し込み、安全なところで切ります。
毛が被っていたり、角度的に見にくかったりすると四苦八苦します。

何回も伺っているお宅なので、ウサギさんも慣れたのか、覚悟が決まるようになったのか(?)、今回も無事に終えることができました。

毎回緊張します。。。。

◆暴れちゃうワンコの爪切り◆

元気の良いビーグルさんです。
嫌なことをしようとすると、躊躇なく咬んできます。。。
初回の往診の時、耳を診たかったのですが、見れませんでした・・・・。

爪切りであればエリザベスカラーさえつけられば何とでもなるのですが、これが一苦労で、エリザベスカラーを咬んでくるので付けられません。。
こういう時は、おうちの中で一番言うことを聞いてくれる人(行動の抑制を図れる人)がいる時間に伺うようにします。

このワンコの場合、一番言うことを聞いてくれるのは息子さん。

・・・しかし、息子さんの制御でもエリザベスカラーが付けられません。
さてさて、困った・・・・・(-_-;)

すると、車に乗るのが大嫌いで、車に乗ったら毎回怖くて動けないから、その間になんとかならないかな、という情報が。

試しにご自宅の車の後部座席に乗せると、尻尾を丸めて固まって動けません。
これはチャンスかも、と思い、エリザベスカラーを付けようと首に回しても、威嚇する余裕もないようであっさり付けられました♪

お~、素晴らしい!ナイスアイデア!!

運転席側の後ろ席で息子さんに支えてもらい、助手席側の後ろの席で私が爪を切る。
半分終わったら、向きを変えたいので、息子さんに把助手席側の後ろに回ってもらい、私は運転席側へ。。。。

ということで無事に爪切り終了~!

実は今回は、この方法で2回目の処置だったのですが、ビミョーに慣れてきてしまったのか、途中で『ウ~~!』と威嚇の声が。

『ウ~~じゃない!!』

と一喝し(愛情込めてですよ(笑))、シュンとしたところで無事に処置させてもらいました。

この子も毎回緊張です。
次回は車に慣れちゃったりしませんように。。

爪は伸びすぎると折れたり、肉球に刺さってしまったり大変なことになる場合もあります。
私は一人往診ですから、飼い主さんの協力が不可欠なのですが、大変そうな子でも結構なんとかなってしまう場合が多いので、爪切りだけでもお伺い可能なので、お困りの際は、ひとまずお声かけくださいね。