るい動物病院のブログ 知多半島エリアで往診専門の動物病院をしています
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肺腫瘍のワンコさん
2016年06月20日 (月) | 編集 |
最近、毎週伺っているお宅があります。

肺に腫瘍がある大型犬です。

肺の腫瘍を含め、”呼吸が苦しい”状態の子は、車での移動が相当なストレスになることもあり、往診の依頼が多い傾向があるように思います。

最初はステロイド剤で小康状態を保っていましたが、残念ながら腫瘍の進行は止められませんので、途中からオゾン療法を併用するようになりました。

1628-02.jpg


時々ご紹介するオゾン療法ですが、肛門に数センチ管を入れ、オゾンのガスを注入するだけの治療なので、呼吸が苦し子でも、最小限のストレスで済みます。

最初は1度処置をすると2週間ほど良い状態を保てていたのですが、腹水も溜まってくるようになり、処置後1週間で苦しくて動けなくなってしまうそうです。

今日も伺った時には、ウッドデッキに上がれず、下で横たわって息苦しそうな様子です。
飼い主さんは起こそうとしますが、私が移動すればよいだけの話なので、無理は禁物。
そのまままの姿勢で処置をしました。

『でも、オゾンの治療をすると、本当にすぐに楽になってくれるんですよ』と飼い主さん。

器械を片付けて会計のために戻ってくると、なんと頭を上げて、笑顔の表情のワンコさんの姿が!

ペットを飼っている方ならわかりますよね、ペットの『笑顔』。
横たわった体勢から伏せの姿勢になって、クリクリした目がホント愛らしい(^^)

処置してほんの数分後なのですが、オゾン療法に関しては、即効性が出る子は本当に早く、良い反応が見られます。

肺に腫瘍があって、腹水も溜まっている。。。食欲があるのが救いですが、決して状態は良いとはいえません。
私が行っている治療は完治に向かわせる治療ではありませんが、犬が笑顔になってくれると、飼い主さんからも笑顔が出ます。

そんな姿を見れるのがとても嬉しいです。

ワンコさんのあどけない表情を見ていたら、なんだか涙が出そうになりました。








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