るい動物病院のブログ 知多半島エリアで往診専門の動物病院をしています
動物の統合医療
2015年01月30日 (金) | 編集 |
日曜日、横浜で開催された”獣医統合医療セミナー”に参加してきました。

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統合医療とは、いわゆる一般の病院で行われている西洋医学的な治療以外の、
例えば鍼灸・漢方などの東洋医学やヨーロッパの自然療法などの伝統医療や、日本では健康保険適用外となっている新し治療法、サプリメントなどを用いて、西洋医学の治療とうまく融合させることによって治療していく、、、そんな医学です。

病気そのものだけに目を向けるのではなく、その体全体を診る・・・という意味合いもあります。


・オゾン療法
・ホモトキシコロジー
・サプリメント、漢方薬
・オーソモレキュラー(栄養療法)

・・・・・・・などなど。

普通では聞きなれない名前が多いですよね。

私はもともと興味がありましたし、人のほうの資料でかなり統合医療のことは情報収集していましたので、比較的すんなり話が頭に入ってきました。

テーマが”外科周術期”・・・いわゆる手術、およびその前後のサポート、ということなのですが、外科手術ができない当院でも、参考になることが、それはそれは沢山ありました。

人でもいわゆる保険適用外の治療・・・代替療法と言われるものが沢山あり、そのメカニズムや理屈がはっきり科学で解明できていないことも多く、なかには”胡散臭い”というか、一見怪しそうな治療があるのも事実。

ただ、慢性疾患や、老齢性疾患、腫瘍性疾患など、現代医療の一般的な治療では、限界を感じる状況に当たることも事実。

でも、演者のほとんどの方が、西洋医学の診断をきっちり行い必要な治療はきっちりする、そのうえでサポートするのに必要な代替医療を選択されている・・・という姿勢にとても素晴らしいものを感じました。

本筋から外れた余談の話も含みますが、

『獣医が動物の病気を治すなんて、そんなおこがましいことを言ってはいけない。本来生き物には自然治癒能力が備わっており、獣医はその手助けをしているだけなんです』

『14歳の犬でおなかに大きな腫瘍が見つかった。手術をせずにサプリでその後1年半、腫瘍が大きくなりながらも元気に生活し、寿命をまっとうした・・・・それでいいんです!』

『自分がドイツに研修に行ったときに、担当の先生に”この施設で一番長生きした猫は何歳ですか?”と尋ねたら、”32歳”という返事が返ってきた。それからは飼い主さんが”この子はもう16歳だから厳しいですよね・・・”と問われると、”32歳まで生きた猫がいるんだから、16歳なんてまだまだ折り返しです』

演者の先生方の患者に向かう姿勢は、尊敬できるものが沢山ありました。

普段は恐れ多くて?セミナーに参加しても他の先生方とお話する機会はほとんどないのですが、今回はご縁があって、演者の方や、統合医療を積極的に取り入れている先生方ともお近づきになることができました。

これも、自分にとっての何よりの収穫。

往診専門だって、ペットのためにできることはまだまだある!

やる気をいっぱいいただいた、有意義なセミナーでした。

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会場は横浜、みなとみらいの近くのビルでした。

お~、テレビで見る風景♪洗練されていてかっこいい☆
朝、この光景に見とれて会場までの道を間違えました(^_^;

なんの観光もしていませんが、田舎者には刺激的な一日でした。




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るい動物病院、広告を掲載しています♪
2015年01月17日 (土) | 編集 |
知多半島には、地域の情報誌がいくつかあります。

その中の『Step』という情報誌に1月号からしばらく当院の広告を掲載することにしました。

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後ろのほうのページに可愛らしく宣伝しています♪

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ちなみに、1月号の表紙です。


そしてもう一か所、常滑市の広報にも広告が掲載されています。

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こちらは裏表紙です。

以前、市内で狂犬病の注射に伺ったお宅の年配のオジサマに
『自分みたいな年寄りには往診してもらえるのは、すごくありがたい情報なんだから、もっと宣伝せなイカンわ~~』と言われたんですよね、
確かにネット環境になれていない世代の方は、HPやブログ、Facebookではなかなか知ってもらえません。
市の広報なら、そんな世代の方にも目に留まるのでは。

もしお手元にありましたら、ご確認いただいて、当院を知らないお知り合いに教えてもらえるとありがたいです☆
オゾン療法の効果 その1
2015年01月13日 (火) | 編集 |
当院で去年の末から取り入れた”オゾン療法”

聞きなれない治療法で、治療対象となる範囲も幅広いため、いわば”胡散臭さ”を感じる人もいるのでは。
・・・正直私もとある獣医療のセミナーで”オゾン療法”と聞いた時には

(うわっ、またまた胡散臭い治療があるもんだ~)

と思ったものです。

ただ、実際に使用して効果が上がっているケースも多いので、少しずつですが、症例報告をしていこうと思います。


その1

慢性腎不全のニャンコさん 今年の5月で14歳を迎えます。
去年の7月、腎不全であることがわかり、定期的に点滴の治療、および投薬治療、食事療法も併用しています。

腎臓の数値はかなり高く、決して楽観視できる状態ではないのですが、特に猫の場合は検査の数字が高くてもいい状態を長く保つ子も多く、このニャンコさんも一般的に行う治療により状態は落ち着いています。

経口投薬も本人が嫌がるときは無理をしませんし、食事も完全に治療食ではなく、食べたいものも食べながら、食べてくれるときは治療食も食べてもらう・・・そんな感じでゆる~く管理してもらってます。

ぼちぼち食べてぼちぼち機嫌良く生活している、、そんな状態でしょうか。

私も飼っていた猫が慢性腎不全になり、点滴生活をした経験がありますが、飼い主感情としては、長生きもしてもらいたいけれど、食べたいものを美味しく食べ、楽しく生活してほしい、と思って本人に無理なのないようにケアしました。

獣医学的にいうと厳密な管理をしたほうがいいのかもしれませんが、人生楽しくないと始まらない、と思うので、特に慢性疾患においては柔軟な姿勢は大切ではないかと思っています。

・・・・え~、前置きが長くなりましたが。

12月下旬から1週間に1回、点滴治療時に併用して、オゾン療法を行いました。
本当は”オゾン注腸法”といって、カテーテルを肛門から挿入し、そこからガスを入れたかったのですが、ネコちゃん、肛門を触ると強烈に嫌がるため断念。。。

肛門に入れる予定の量よりも少量ですし、濃度も薄くなりますが、少量ずつ皮下注射(背中に何か所かオゾンの空気を注射)しました。皮下注射自体は痛がったり嫌がったりすることもなく上手にさせてくれました。

1週間後:もともと食欲、一般状態も安定していた子ではあるのですが、変化といえば、腎不全になってから2~3日に一回しか出なかった便が3日続けて毎日出るようになりました、とのこと。あと、体臭が病気の前の時のように匂わなくなって気がする、とのこと。

そこで2回目の治療を同様に行いました。

さらに1週間後伺うと、2回目の治療の翌日から、しぐさが変わったとのこと。飼い主さんに甘えてきたり、動きも活発になり、病気以前の状態のようなしぐさを少しずつ見せるようになってきたのだそう。

年末ということもあり、定期検査ということで血液検査で状態を確認してみましたが、残念ながら、腎臓の数値は高いままでした。

年明け、治療に伺うと、体重は少し痩せてきてはいますが、ご機嫌はすこぶるよろしいとのこと。
昔のように、飼い主さんが見えなくなると、探しにくるような行動も見せるようになったのだそうです。
なんだか私も嬉しくなっちゃいますね。

今後も1~2週間の間隔で様子見ながらオゾンの治療を継続する予定でいます。もちろん定期的な点滴治療は欠かせませんが。

慢性腎不全の場合、残念ながら破壊された腎臓が再生することはないわけですから、『治す』ということをゴールにもっていくと、期待には添えないのかもしれません。
ただ、QOL(クオリティーオブライフ:生活の質)を上げるという意味では良い効果が出ているように思います。
今後も飼い主様と一緒に頑張っていきたいと思っています。


私のニャンコが生きているうちにこの治療を知ってたらなー、なんて思います。






飼い主様に許可をいただいたので、その猫ちゃんの画像をアップしちゃいます。

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ミータさんです。

ぬくぬくしているコタツから引っ張り出された?のでちょっとご機嫌ナナメ・・・でも治療は本当にお利口さんにさせてくれるんですよ。毎回このベッドで横になっておくつろぎ状態で点滴しています。
めちゃめちゃ可愛いです。

ミータ、頑張ろうね~☆











2015年 始まりました☆
2015年01月07日 (水) | 編集 |


るい動物病院、月曜から始まっているのですが、ちょっと遅れてブログ更新です。
2015年、今年も頑張りますのでよろしくお願いいたします。

画像は我が家の年賀状のネタです。 もちろんモデルはるいちゃん♪
羊の被り物を着せたのですが、もともとクリーム色のワンコのため、かなり同化しちゃいました。
ん~、可愛い♡

ただ、落ち着きがないのでなかなかベストショットが撮れず、苦肉の策で去年の干支のウマさん(これは去年の被り物)で遊ばせながらの一枚☆

ウマさんが主役みたいになっています・・・・(^_^;)

るいちゃん共々よろしくお願いいたします。



さて、新年早々嬉しい便りが一通。

去年の9月23日にブログに書いた、関東で往診専門の動物病院を開業しようと準備中の先生が開業されました。
9月23日ブログ:お客様訪問♪

往診専門 はる動物診療所

です。

東京都の杉並区と世田谷区を中心に回られるそうで、その地域にお住まいで、来院が大変なペットの飼い主様には朗報なのでは♪、と思います。

お写真見てもわかるかと思いますが、と~っても温かい人柄の先生でしたので、訪問先でもペットに優しい診療をしてくださるのではないかと思います。

私も頑張らなくてはっ!