るい動物病院のブログ 知多半島エリアで往診専門の動物病院をしています
お客様訪問♪
2014年09月23日 (火) | 編集 |
今日は、この冬に東京で往診専門の動物病院の開院を計画している先生が、るいちゃん号の見学?に
来られました。

関東方面で、往診をされている先生のお宅を数件訪問されたそうなのですが、
当院の往診車のように、検査機器を車載している往診専門の病院はやはりないらしく、
いろいろと興味津々のご様子で、たくさん写真を撮っていかれました。

私も開院準備を進めるにあたって、自分のように検査機器を車載している病院は探せなかったので
作り上げるうえでは、かなり無駄に?試行錯誤した部分がありますから、
今後開業を検討している先生には、ぜひとも効率よく準備を進めていただけたらと、
往診車の制作、施設診療では不要だけど往診に必要な備品、資金面を含め、
私がお答えできる範囲の事は何でもお伝えしました。

往診専門で開業して3か月半が過ぎましたが、いろんなお宅に呼ばれて往診をすればするほど、
自分のような往診の獣医療の必要性をものすごく感じているので、
関東方面で広がってくれれば、愛知県の外れの田舎町(知多半島に失礼??)よりも認知度は上がりそうですし、
こうしてわざわざ、名古屋から1時間くらいかかる我が家に
大切な時間とお金を使って来てくださったのですから、少しでもお役に立ちたいですもんね。

ただ、都会の生活環境はこちらとは随分違い、
この地域では、年配でお車のないお宅などで呼ばれても、
駐車スペースはたいてい家の敷地内に車庫のスペースは残っているのでそこに停めたり、
家の前の道路に駐車しても(本当はいけないかもしれないけど)あまり困らないのですが、
東京の23区だと、公共交通機関が発達してることと、駐車料金が高くて駐車場が借りれないなどの理由で
車のない世帯が多いらしく、そうすると、家の前に車が停めれらない事態が多々ありそうで
それが課題のようです。

近くのコインパーキングに停めた場合、そこから家までの距離があると、
検査のために車に戻るのもかなり手間になりますもんね。
すると、検査機器も極力小さくて持ち運び可能なもので揃えれらないかと検討しているのだそうです。

その代り、東京ですから近隣に動物病院の数や、各科の専門病院も多く、紹介も容易なようなので、
往診ではやり切れない部分のフォローはうまく出来るそうで、その点は羨ましいなと思いました。

地域が違えば、同じ”往診専門”と言っても、悩むところが随分違うんですね。

順調に準備を進めて、”開院しました☆”の連絡がくるのを楽しみに待とうと思います~♪






その先生からのお手土産☆

140923-1.jpg

白い容器の中には、素朴な味のカステラが♪
夕食後に美味しくいただきました。ごちそうさまでした~(^o^)








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保護犬
2014年09月16日 (火) | 編集 |
往診を始めてから3か月が過ぎ、”保護犬” ”譲渡犬”のお宅に伺う機会が何度かありました。

普通に動物病院にも保護したわんちゃんを連れてこられて診る機会はあったのですが、
この短期間に何軒も・・・というのは、自分でも想像していませんでした。

個人のボランティアで虐待されたわんちゃんを保護し、里親を探す活動をしている飼い主さん、
運命の出会い?を感じて県外までそのワンコを引き取りにいった飼い主さん、
4匹いる大型犬のうち、3匹は保護犬です、という飼い主さん。

いずれのワンコもかなり劣悪な環境にいたらしく、
そのうちの2匹は保護して間もなく、
中・大型犬なのに、手足の爪はヒツジの角のようにくるりと巻き込むほど伸びているのですが
人間に対して恐怖心が抜けないようなので、無理に爪を切ることができないということなのです。

怯えてるので、車に乗せるのも難しく、病院に連れていけないとのこと。

普通のペットのワンコが爪切りを嫌がるときは、あやしつつもちょっと強引に頑張っちゃうことも
あるのですが、この場合は、しばらくそばにいて様子を見ながら、優しく声をかけつつ・・・・
幸いにもちょっと嫌がりながらもちゃんと爪を切ってあげることができました。

そのうちの一匹のワンコは、その後下痢をしたとのことでもう一度伺ったのですが
最初に伺った時とは全然目つきが違い、まだちょっとおびえた様子はみられましたが、
表情がとっても優しくなっていました。

新しい飼い主さんがいっぱい愛情をかけてくれているんでしょうね。


別のワンコは、引き取る段階で腹腔内に大きな腫瘍があるのがわかっていながらも
それでも引き取ってお世話をしている飼い主さん。

決して良い状態ではないのですが、そのワンコがなんとか苦しくならないよう、気持ちよく過ごしてもらおうと
一生懸命でした。

私が
『短い間だけど、このお宅に来て良くしてもらって、このこはきっと喜んでますよね』
と声をかけたら

『短い間でも・・・・つらいよね』
と、飼い主さんは目に涙を溜められていました。



私にこんなことができるのだろうか・・・・。

いろいろ考えさせられます。

たぶん、この子たちも子犬の時点では家族に温かく迎え入れてもらったんでしょう。
きっと家族の一員として可愛がってもらっていた時期もあるのでしょう。

大きくなりすぎて手に負えなくなったのか、
病気のせいで手放されたのか、詳しいことはわかりませんが、
どんな事情があれ、一度受け入れた命は最後まで責任を持たなければいけないと思いますし、
そんなワンコ達を献身的にお世話する新しい飼い主さんたち、素晴らしいと思いました。

すごく応援してあげたいと思いました。

診療は仕事なので、ボランティアとして無償でかかわることはできないのですが、
獣医師として、この子達が新しい人生を一日でも長く、幸せに過ごせるように
お手伝いしていきたいと思います。