るい動物病院のブログ 知多半島エリアで往診専門の動物病院をしています
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予防接種③
2017年04月24日 (月) | 編集 |
前回、ワンコは基本的に臆病なので・・・と書いたのですが、同じ『臆病』にもタイプがあって、こんなタイプの子は、長居して待っていると、逆効果になることがあります。

知らない人が来ると、吠えもせず尻尾を巻いて、耳が伏せちゃっている状態のワンコ。
まったく外に出ず、家族以外と接点がない室内犬とか、小型犬に多いです。

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(あんた誰だ~、あんた誰だ~!)
って、ワンワン吠えているタイプの子は、私と出会った瞬間に興奮のピークが来て、だんだん治まるタイプなので、知らんぷりしていても寄ってきてニオイをクンクン嗅いだり、離れたり寄ってきたりを繰り替えしてもらううちに落ち着いてくる場合が多いのですが。

尻尾巻いて逃げ回っちゃう子は、
(いや~~~、そばに来ないで~~~!)
といった感じで、心臓が口から飛び出してきそうな恐怖を感じるタイプ。

じーーーーーーーーーっと我慢していて、限界がくると

『ばーーーん!!』

って爆発しちゃうので、さっさとやらないといけない。
こちらも注射の準備は万全にして、飼い主さんにさっと捕まえてもらって、抱え上げた瞬間に打ってしまう感じです。

”注射”が怖いのではなくて、”知らない人の何もかもが怖い”のです。

捕まらなくて飼い主さんが追いかけまわしたり、エリザベスカラーを付けたいけどもたもたしちゃったりすると、恐怖が極限に気て、パニック状態になって、注射以前にどうにも手が付けられなくなる場合もあります。

3分・5分待っていても、残念ながら心を開いてはくれないようです。

私はオトモダチなりたいんだけどなー、っ思うんですけどね。
獣医さんは残念ながら、動物に好かれる職業ではないんだよなーって思う瞬間だったりします。。。
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予防接種②
2017年04月24日 (月) | 編集 |
ふだん往診で呼ばれるお宅は、どちらかというと高齢だったり、病状が深刻だったりするケースが多いのですが、この時期は、狂犬病の予防注射やフィラリア予防の関係で呼ばれることが多く、若くて元気のいいワンコさんと沢山会えるので、往診に伺うのもちょっとテンションがあがります。

pet_inu_chuusya.png

時々、お問い合わせであるのが

『うちのこ、キツイからまともに注射を打たせてくれるかどうか・・・』

とか、

『咬んでくるかもしれないから、口輪がいるかも・・・』

というお電話です。
多いのが、外飼いの柴犬とか、中型犬クラスのミックス犬に多いような気がします。
伺ってみないとわからないので、ひとまず往診宅に向かいます。

確かに、ワンワン吠えてはいるのですが、攻撃的な感じではないんですよね。

全てに当てはなるわけではないのですが、基本的に犬は臆病な動物。
ワンコさんが知らない人をみて吠えるのは、

『恐怖からくる防衛』
なのです。

(あんた誰だ~、怖いよー、怖いよー)

って言っているだけなんですよね。

なので、ワンコに目を合わせることなく3~5分くらい主さんとお話していると、なんとなく落ち着いてきます。
日頃、予防注射は動物病院で格闘になるようなので、飼い主さんもやや躊躇してしまうものですから、

『どうやって持てばいい??』

なんて言いながら、首を捕まえようか抱えてみようか・・・などと体制を整えようをしているうちに、チャっと打ってしまえば、

『あれ?もう打ったの???』

という感じで終われる場合もあります。

こういう子達は、日ごろあまり病気もしないので、動物病院に行く機会も少なく、しかも車に乗る機会も、室内に入る機会も少ないので、すべてのことが、びっくりドッキリになってしまうんでしょうね。

そんな興奮と緊張状態で注射を打たないといけないわけですから、抑え込む→余計に怖い!

この時期は動物病院は忙しくなりますから、のんびりとワンコの緊張を解いている余裕もないので仕方ないのですが、そのために病院嫌いのワンコを増やしてしまっているのかもなーと、勤務医時代の自分に反省しています。

ワンコの性格も千差万別。

当然このパターンに当てはまらないケースも多々ありますし、飼い主さんに怪我をさせるわけにもいかないし、自分も怪我をしたくはないので強引に接種する場合も出てきますが、飼い主さんには愛想がいいのに動物病院は大嫌い!という子は、意外とご自宅だとお利口さんに接種させてくれるかもしれませんよ(^-^)



予防接種
2017年04月08日 (土) | 編集 |
DSC_0812.jpg

このエリアでもようやく今週後半から桜が満開になり、桜の景色を楽しみながら往診先を移動しています。

4月に入り、狂犬病の予防接種や、フィラリア予防のご依頼など、本格的な予防シーズンに突入しました。

往診を始めてから3シーズン目。
初めての年からお声をかけていただき、大きな病気をすることのないワンコさん達でも、1年に1回会える日です。

最初の年は自分に余裕がなく、予防関係だけでもかなりテンパっていたと思うのですが、3シーズン目になると、訪問先の数が増えてきても気持ちに余裕が生れます。

尻尾をプンプンに振って大歓迎をしてくれたプードルちゃんが、注射を打った瞬間
『何すんのよ、騙された!!!』
という態度になり、お会計の際は、全く近くに寄ってきてくれなくなって、ちょとショックを受けたり、
飼い主の方ともフードや、しつけの話など、病気ではないペットならではの心配事を聞いてみたり。

病気知らずの子は、そもそもあまり伺うことがないので、お会いするのも2回目か3回目だったりするお宅もあるのですが、一度でもご自宅に伺うと、飼い主様と打ち解けた感が強くなり、なんだか親戚のおじちゃんやおばちゃんちの犬を診ているような、そんな気持ちになります。

今年で獣医師になって20年(21年目?)になるのですが、勤務医時代はその忙しさから、予防関係は、なんとなく”マニュアル化された作業”のような動きになってた部分もあり、往診現場では去年までは効率よく勧めていくことに頭がいっていたのですが、今年はなぜか、今までの獣医師人生の中で、ものすごく楽しい予防シーズンになっています。

せっかくの機会なので、健康な子に、いかに元気なままで毎日を過ごしてもらえるか、そんなご提案ができたらな、と思っています。

往診のメリットは、お話できる時間が長いということ。
病気ではないけど気になることや、フードのこと、シニア時期を迎えるにあたっての不安など。
どんな些細なことでも、この機会におっしゃってください、一緒にモヤモヤを解消していきましょう。

ただ、ありがたいことですが往診依頼件数は年々増えており、これからハイシーズンを迎えるにあたり、ご希望のお時間でお受けできなかったり、予防関係以外の通常診療での訪問依頼も同様にありますので、時間通りに到着できないこともしばしば起こります。

できればお早めに、お時間の余裕を持ってご予約いただけるとこちらも助かりますので、協力をよろしくお願いいたします。

DSC_0810.jpg

桜の開花を待ちわびていたので、いつも以上に桜の景色が美しく見えます、
季節の移り変わりを肌で感じることができるのも、往診のメリットのような気がします。

芽吹いてくる草木にエネルギーを分けてもらいながら、頑張りたいと思います。
春の予防シーズンです♪
2017年03月22日 (水) | 編集 |
春らしくなってきましたね。
往診の道中でも、梅や菜の花が咲き誇っているのを見ると、さわやかな気持ちになります。

春のフィラリアの予防シーズンがやってきます。

当院では、フィラリア予防薬の形状として

・錠剤
・チュアブルタイプ
・首に垂らす滴下剤

フィラリアとノミの同時予防が可能なものとして

・チュアブル
・首に垂らす滴下剤

を揃えております。

申し訳ございませんが、フィラリアの注射剤は用意しておりません。

実際の予防開始は4月末~5月なのですが、4月中旬を過ぎると、急激に往診依頼が増え、ご希望通りにお伺いできなくなる可能性があります。

昨年の4月中旬以降は、実際にちょっとパンクする日が出てきました(^_^;)

お薬は早くお渡しすることも可能ですし、狂犬病の予防注射も3月から29年度の接種は可能ですので、できましたら、3月中~4月中旬までにお声をかけていただけると、私も助かりますのでご協力をお願いいたします。

フィラリアの検査と合わせて、健康診断の血液検査も可能です。
健康診断の血液検査の場合、採取した血液を専門の検査機関に依頼するため、結果はコメントを添えて、後日郵送でお知らせいたします。

通常の車載の器械よりも検査項目が多く、しかもお値打ちにご提供できます。

また、私は『分子整合栄養医学』という分野を勉強しております。

通常の、『検査数値が基準値よりも高いから異常』という観点だけでなく、血液検査の値が一見基準値に収まっていても、実は栄養状態の不足が隠れている・・・といったことも数値から判断しておりますので、若くて健康に見えても、実は・・・といったこともありますので、この機会をご利用いただけたらと思います。

また、今シーズンは、日常でできる”口腔ケア”として、口臭を抑える善玉菌のサプリメントを、ご希望の方にお分けしております。
付いてしまった歯石を落とすことは、麻酔下で器械を使用しないとなかなか困難なのですが、人もペットも口腔内の細菌のアンバランスは、様々な病気の元になります。
3錠しか入っていませんが、3日試すだけで驚くほど口臭が気にならなくなる場合もありますよ。

歯石を落としたり、付きにくくする効果が期待できるスプレーもあります。
これは個人差がありますので、すべてのワンちゃんに効果があるわけではありませんが、安全性の高い成分のみを使った、体に優しい製品を用意しています。

ワンちゃんの健康、お口の健康を考えているかたは、ぜひお試しください。

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リードを付けること
2016年10月21日 (金) | 編集 |
朝一番の往診先に向かう途中、保育園の前交差点で赤信号のため停止しました。

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横断歩道をお母さんと手を繋ぎながら渡る親子の姿、門の前では保育士の方が、『おはようございまーす』と笑顔で挨拶を交わしています。
見ていて気持ちがホッコリする、ほほえましい光景です。

歩いて登園する園児は皆、お母さんとしっかり手を繋いでいます。



るいちゃん号を走らせていると時々、ノーリードで散歩をしている飼い主さんがいます。
地元の人の車しか走らないような狭い道路のみならず、車通りの比較的多い道路でもリードを付けずに犬を歩かせている場合があります。

お利口そうに飼い主さんの足元を歩いていますが、正直見ていてドキドキします。

もし、万が一、急に犬がびっくりしてパニックになった時、どうするんだろう?
車が走らなくても、出会い頭に自転車が来たら、
ランニングしている人が出てきたら、
自分が車で横を通るときに、突然飛び出してきて轢いてしまったら、
避けようとした車がハンドルを切り損ねて、運転手が怪我をしたら・・・。

犬にリードを付けるということは『拘束する』ということなのでしょうか?

『うちの子はお利口だから絶対に大丈夫』
たぶん、飼い主さんはそう思っているのだと思います。


園児とお母さんは車通りのある道は、必ず手を繋ぐと思います。
自分の子はお利口さんだと思っている母親も、手放しにはしないはず。
手を繋ぐことは”拘束”ではなく、”愛情の証”なんです。

車通りの少ない通りで手を放していても、危険を感じたらすぐに手を取り、我が子を自分の元に寄せるでしょう。


犬は人の3歳から5歳児の知能があると言われています。
どんなに高齢になって、飼い主さんのいうことを良く聞くお利口さんのワンコさんでも
”分別のつく大人”ではなく、”とってもお利口な3歳児”なのです。

ノーリードの場合、万が一の危険が訪れた時、犬は人と違って”手を繋ぐ”ことはできません。
抱え上げることが間に合わなければ事故に合う危険が増します。

勤務医時代、ノーリードで散歩をさせていて、道路に飛び出してしまった犬を守ろうとして、飼い主さんが車に跳ねられた、、、という例を知っています(その犬も一緒に跳ねられました)。

足元を一緒に歩けるワンコさんなら、リードをぐいぐい引っ張ることもないでしょうから、お互いの負担もほとんどないはず。

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リードでつながることは、自分のワンコと”手を繋ぐこと”、、、飼い主との愛情の証です。

飼い主の責任として、自分の犬の命は安心できる形で守ってあげてください。

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